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SEOキーワードの入れ方とは?上位表示を目指すための設定方法まとめ

SEO対策でキーワードを選定してみたけど、記事にはどう反映させればいいんだろう?検索順位をあげるにはどんな入れ方がいいの?そんなお悩みを解決する「具体的な設定方法」について画像多めで解説していきます。せっかく時間をかけて選んたキーワードです。効果的な反映方法を学んでいきましょう!

キーワード選定がまだの方はこの記事から先にお読みください >

対象者:
・SEOを独学で勉強し始めた初心者さん
・Webサイトの管理、運用保守を任されたばかりの新米Web担当者さん

1. SEOキーワードの入れ方:基本ルール

選んだキーワードを記事コンテンツに入れる際に重要なことは「1記事1キーワード」「キーワードの順番は変えない」の大きく2つです。「猫 かわいい」というキーワードを選んだ場合を想定して解説していきます。

1記事1キーワード(1検索意図)

基本的に1つの記事には1つのキーワードだけ反映するようにしましょう。
「猫 かわいい」というキーワードを狙っている場合は、「猫のかわいい画像・動画」だったり「猫のかわいさを紹介する内容」だったりとキーワードと関連性が高いと思われる内容で記事コンテンツを作成します。ユーザーが何を知りたいと思ってこのキーワードで検索したのかを「検索意図」を想像し、アンサー(答え)となる情報を用意することが大切です。

検索意図とは
ユーザーが検索して知りたかったことは何か?をSEOでは「検索意図」と呼びます。
キーワードの単語そのままが検索意図であるとは限らないので、キーワードを検索したユーザー像やタイミングなどから検索意図を想像してみることが大切です。
※ユーザーは穴が欲しいのではなく、穴を開けられるドリルが欲しいのだという例え話が有名ですね


逆にキーワードと関連性が薄い情報である「猫の種類」や「おすすめのキャットフード」などを加えてしまうと、ユーザーの検索意図と違う内容がまとめられていると判断されて検索順位が下がってしまいます。

Google検索では、あれもこれもとキーワードを欲張ったコンテンツよりも、1キーワードに特化した専門性の高いコンテンツが評価されるのです。

キーワードの順番は変えない

選んだキーワードは、できるだけそのままの順番で記事コンテンツに入れるようにしましょう。
キーワードの順番が入れ替わるとGoogleは別のキーワードであると判断します。わかりやすいのは下記の事例ですね。キーワードの並び順が入れ替わっただけで、違う検索結果が表示されています。

キーワードの並び順によって検索結果が“大きく”変化するキーワード事例(2):「猫 赤い」「赤い 猫」

2. SEOキーワードの入れ方:設定する場所

基本ルールが理解できたところで、具体的にキーワードをどこにどのように入れ込めばいいのかを確認していきましょう。キーワードを入れてほしい箇所は「タイトル」「見出し」「メタディスクリプション」の3箇所です。

タイトル(H1)

記事コンテンツのタイトルには必ずキーワードを入れますできるだけ前半部分に、キーワードとキーワードはくっつけて、別の単語を挟まないようにします。~28文字程度の文字数に収めましょう。「猫 かわいい」というキーワードを狙っている場合は下記のようなタイトルがおすすめです。

Webサイトのタイトル

※ちなみにHTML上では「H1タグ」に囲まれている部分がタイトルだと判定されます

見出し(H2,H3)

タイトルと同じく、記事コンテンツの見出しにもキーワードを入れます。ただし必ずではありません。記事の構成として不自然にならない範囲でいれていきましょう。

  • 無理にキーワードを入れて不自然になっている
Webサイトの見出しNG事例
  • 無理のない範囲でキーワードを入れている
Webサイトの見出しOK事例

※ちなみにHTML上ではH2以降のタグ(H2,H3……)に囲まれている部分が見出しだと判定されます

メタディスクリプション(meta description)

記事コンテンツの説明文であるメタディスクリプションにも必ずキーワードを入れますできるだけ前半部分に入れましょう。

メタディスクリプションとは
検索結果の一覧で、タイトルの下に表示される説明文をメタディスクリプションと呼びます。PC画面では~120文字程度、スマホ画面では~70文字程度の文字数が表示されます。


Webサイトのメタディスクリプション

※ちなみにHTML上ではheadタグ内のmeta情報に記載することができます。ただし検索結果には必ずしもこの記載部分が表示されるとは限りません。記事コンテンツ内からGoogleが適切と判断した文章を表示する場合もあります。

本文

記事コンテンツ本文にも適度にキーワードを散りばめることは必要ですが、過度に意識する必要はありません。ユーザーの検索意図に答える記事コンテンツが作成できているのであれば、自然とキーワードや共起語と呼ばれる単語が含まれた文章になるからです。上位表示を目指すためには、本文は何度もリライト(書き直し)を繰り返して磨き上げていきましょう。

共起語とは
狙ったキーワードで検索した際、上位表示されている記事コンテンツの文章内で「キーワードと一緒になって頻出する単語」のことです。検索結果で上位表示されるためにはこの共起語も適度に含めるとよいとされています。


3. SEOキーワードの入れ方:やってはいけないこと

キーワードの具体的な設定方法がわかったら、やってはいけない設定についても確認しておきましょう。

キーワードの入れすぎはNG

無理やり何度もキーワードを入れるとユーザーが読みにくい「低品質な記事コンテンツ」となり、Googleからも検索順位を落とされてしまいます。選んだキーワードは適度に、自然な頻度で入れていくことが大切です。

他サイトの情報をコピーして使うのはNG

記事コンテンツは自分(自社)独自で執筆した「オリジナルコンテンツ」であることが大前提です。記事コンテンツは大事な資産、コピーして使うことは盗用となってしまうので注意しましょう。表現が被ってしまった場合は言い回しを変えるなどしてオリジナル性をだしていきましょう。引用する場合は 引用タグ(blockquote)を使うようにします。

4. SEOキーワードの入れ方:設定後の順位チェック方法

最後にキーワードごとの順位を確認できる「無料ツール」をご紹介します。狙ったキーワードの難易度やサイトのドメインパワーにもよりますが、50位以内に入っている記事コンテンツはリライトを繰り返せば上位表示の可能性があります。キーワード(記事)ごとの検索順位はこまめにチェックするようにしましょう。

おすすめ無料ツール①「検索順位チェックツールGRC」

キーワード別検索順位をURL単位で計測することができます。順位の変化をグラフで定点観測できるため、SEOの効果を測るツールとして最適です。
検索順位チェックツールGRCの使い方 >

おすすめ無料ツール②「Google Search Console」

Google社が提供している有名な無料ツールで、自社サイトに関するSEO情報を幅広く調査することができます。
Google Search Consoleの使い方 >

5. まとめ

以上が選んだキーワードを記事コンテンツに入れる方法です。不自然にならないようにキーワードを埋め込むには少し慣れが必要ですが、何度か繰り返していくとコツが見えてくるはずです!

また一定のルールにそって記事を量産していくことで、検索順位の上位表示ができた記事は何が良かったのか、できなかった記事は何が悪かったのかのふりかえりが容易になります。Google側のアップデートにも対応しやすくなるでしょう。キーワードの設定方法をしっかり管理することで、良質な記事コンテンツを積み上げていきましょう。

この記事を書いた人
おんちゃーん

フリーランスのWEBディレクター。

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